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“賞味期限3分”の焼きプリンに、マグロそっくりのシャーベットがのったソフトクリーム。驚きのスイーツを提供するお店が、港まち静岡・焼津市の焼津さかなセンター内にありました。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ炎の中にたたずむプリン
焼津さかなセンター内にある「焼津プリン商店」に向かいました。レトロな看板と水色の外観が目印です。
オープンから2年を迎える焼津プリン商店は、びっくりするようなスイーツで人気です。
SNSでも話題なのが「炎の焼きプリン(500円)」。
目の前でプリンをフランベして「焼き」を入れてくれるんです。
そんな、焼津新名物の炎の焼きプリンは“賞味期限が3分”と言われています。その理由は食べてみればわかりますよ。
炎が上がっていた表面からいただきます。
炎と触れて「焼き」が入った部分は、ほろ苦く温かさが残っていました。
賞味期限を3分としている理由は、その温かさにあります。3分経つとメレンゲの温かさを感じられなくなってしまいます。
もちろん冷たくなってもおいしいので、焦らないで食べてくださいね。
焼津プリン商店・西山葵さん:
天然のバニラビーンズを使用していて、提供できるぎりぎりの滑らかさです
こだわりのプリンに炎のパフォーマンスを加えた炎の焼きプリン。あっという間に食べてしまう絶品でした。
いわば「焼津新名物」を開発した西山さんですが、プリン以外にもびっくりスイーツを考えたそうです。
マグロのソフトクリーム?
それが「奇跡のまぐろソフト(580円)」です。
マグロにソフトクリームという斬新な組み合わせに、ちょっと心配になってしまいます。焼津さかなセンターだからといって、この組み合わせはアリなのか。
味を確かめるべく、恐る恐る口に運びます。
テレビ静岡・弦間彩華アナウンサー:
ん? マグロじゃない。びっくりした
なんと、マグロの正体はイチゴのシャーベットでした。
マグロの味を想像して食べると、パニックになってしまいそうですが、その正体がわかるとソフトクリームの濃厚さとイチゴの甘酸っぱさが相まって、おいしいスイーツに大変身。
イチゴは紅ほっぺを使用。ワサビに見えるのは、静岡抹茶のメレンゲです。
ソフトクリームは引佐牛乳を使うなど、静岡県産の素材にこだわっています。
チャレンジングな西山さん
まぐろソフトの開発には多くの苦労が。西山さんによれば、マグロそっくりな白い筋の部分が特に大変だったそうです。
さらに、こんなエピソードも。
焼津プリン商店・西山さん:
最初は本物のマグロをのせたんですよ。今まで食べたものの中で上位のヤバさでした
日々新しいものを研究する西山さん。 次の新作にも期待が高まります。焼津さかなセンターでお魚を堪能した後、デザートを求めに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
■店名 焼津プリン商店
■住所 焼津市八楠4-13-7 焼津さかなセンター
■営業時間 9:00~17:00
■定休 水 年2回さかなセンター休館日
■問合せ 080-6165-9279
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